ホワイトニング

歯が着色する主な原因の一つは、コーヒーや紅茶、ワインやカレーなどポリフェノールを多く含む食品です。これらに含まれる色素が表面に沈着することで着色されます。

また加齢によって変色する場合もあります。加齢によって歯の表面を覆っているエナメル質が薄くなり、その中の象牙質の色が透けることにより歯が黄ばんだように見えてしまいます。

ホワイトニングとは歯磨きや、歯のクリーニングで落としきれない着色や内部に沈着した色素に対してホワイトニング剤を塗布して色素を分解して除去する方法です。

こちらの施術は保険適用外となります。また、当日キャンセルはキャンセル料がかかります

ホワイトニングの種類

ホワイトニングには歯科医院で行うオフィスホワイトニングと患者様ご自身で行うホームホワイトニングがあります。

どちらも、虫歯のある歯、知覚過敏がある歯、象牙質露出、歯根露出が認められる歯には使用できません。

また、妊娠中、無カタラーゼ症の患者様、気管支炎および喘息の患者様、光線過敏症の患者様は施術いただけません。

歯のエナメル質は本来ペリクルという薄い膜に覆われています。この膜があることで色素がエナメル質に染みこむことが防がれております。しかしホワイトニング後は一時的にこの膜が失われるので色素沈着が起きやすい状態となります。ペリクルは通常24時間で唾液から作られ回復します。

施術後最低24時間は、ワインやコーヒー、カレーなど色素の濃い食べ物は避けてください。

オフィスホワイトニング

オフィスオフイスホワイトニングは歯科医院で専用の薬剤を使って行います。
3回通院で1クール、1回60分程度となります。
また、次回の施術まで1週間の間隔をあける必要があります。

歯科医師の指導のもと医療機器製品を用いて歯の内部まで白くするので1クールの施術で効果が確認できます。

デメリットとして個人差がありますが、施術中や施術後に歯がしみる場合があります。

また、ホワイトニングは時間の経過とともに色戻りします。オフィスホワイトニング効果の持続期間は平均3~6ヶ月程度となります。食事や飲み物の嗜好や喫煙の習慣によりこれも個人差が出ます。

上下共 8本 計16本55,000円
3回(1クール)の費用となります
当日キャンセルはキャンセル料2,000円が別途かかります。

色戻りを防ぐためにホームホワイトニングの併用をお勧めします。

ホームホワイトニング

ホームホワイトニングは、患者様のマウスピースを作成し、そのマウスピースに薬剤を塗布したうえで装着します。

1日1回、2時間以内、最長2週間までとなります。寝ている間の使用はしないでください。また、冷蔵庫での保管をお願いします。

オフィスホワイトニングに比べて時間はかかりますが、自宅でお好きな時にできるというメリットがあります。また、自分のペースで行えるため自分が希望する歯の白さまでホワイトニングを行えることもメリットとなります。

こちらも患者様の歯の状態や食生活によって時間の経過とともに後戻りします。また器具などのお手入れからケアまでご自身で行うので手間がかかるのがデメリットといえます。

1回目(マウスピース作成費用含む)22,000円
2回目以降(薬剤のみ)3,850円
2回目以降でもマウスピースの作り直しを希望される場合は
1回目の金額となります